引張試験片の製作・加工

大和鋼機の引張試験片とは

お客様よりご指定いただいた仕様に基づいて引張試験片を製作していきます。
引張試験片加工では、材料の性質(硬度、粘度)等により切削速度など加工条件を変更しなければなりません。

また、引張試験片は単に100分の1mmという精度だけではなく、表面の粗さによっても試験結果が変わってしまう可能性があります。
弊社では精度はもちろんのこと、表面精度にも注意を払って試験片を製作していきます。

試験片材料の加工例

  1. バンドソー

    お客様より頂戴した試験片用材料は主にバンドソーを使用し指定された位置で切断します。
    また、試験片の加工だけでなくお客様の依頼によっては切断加工のみ行うこともできます。
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  2. 汎用旋盤

    汎用旋盤を使用し、バンドソーで様々な大きさに切断された試験片材料(角材)を主に外丸削り(そとまるけずり)します。また、試験片以外にも長さ決め等の加工を行います。
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  3. NC旋盤

    汎用旋盤で様々なサイズに加工された試験片材料はJISやASTM等お客様より指定された試験片へ加工します。
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  4. 汎用フライス

    汎用フライスを使用し、引張試験片より硬度試験を行われるお客様には汎用フライスを使用し、平面研削を行います。
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  5. グラインダ処理

    汎用フライスを使用し、平面研削を行った部分にグラインダを使用し、再度研削します。
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  6. 仕上げ加工

    最後に弊社で設けている独自の仕上げを行い、作業者が寸法検査を行います。
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  7. 検査

    最後に作業者以外の人間が再度寸法検査を行い、お客様及び弊社独自の基準を満たしているか確認します。
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  8. 出荷

    指定された納入場所に納入します。
    ※ 試験片採取後の金属材料はご返却の依頼がない場合、弊社にて1カ月保管します。
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短納期でも精度が落ちない理由とは

弊社が、日刊工業新聞 「モノづくり支える 町工場の技」に取り上げられました。 (2015年3月31日)

当社紹介映像をご覧下さい(約3分)

お客様からの声

持続可能な技術と経営を目指して